ALICE IN HELL / ANNIHILATOR (温故知新:カナダのデイヴ・ムステイン?)
今日の「温故知新」は、カナダ産・スラッシュ・メタル・バンド(?)「ANNIHILATOR」の1st「ALICE IN HELL」です。
このバンドはしっかり現役なので(お勧め)のコーナーでコメントさせて頂くべきなのかもしれませんが、この作品のリリースは1989年ですので(温故知新)のコーナーでご紹介させて頂く事としました。
このバンドの首謀者「ジェフ・ウォータース」って、どこか「デイヴ・ムステイン(MEGADETH)」と印象がダブってしまうんですよね~。
デビューした時代が同時期な上、スラッシュ・メタルの中でもテクニカルな面を「売り」にしているスタイルや、メンバーを頻繁に変えてしまう癖等が、どうしても重なってしまいます。
更に残念なのは、代表作と言われるのが未だにこのデビュー作と言う所です。
私はこの作品のインパクトが強過ぎてずっと彼の作品をフォローしていますが、いつも米国の音楽事情を反映させて「ヘヴィー」だったり「グルーヴィー」だったりに触手を伸ばしては中途半端な作品にしてしまっています。
比較的新しいライブ映像を見ましたが、しっかりと観客を楽しませる術も分かっているのですから、このデビュー作の様な「圧倒的なパワー」と「驚異的なハイテクギター」で聴く者を捻じ伏せて欲しいと毎回思ってしまいます。
今回は、このデビュー作からの彼らの代表曲を添付させて頂きます。
この頃は格好良かったな~。
メタルシニア